
こんにちは、「やさぶろぐ」運営者のyasarohです。
通勤のためホンダの「DIO110」に乗り出して14年目になりました。
今まで大きなトラブルはなく、走りも軽快で大変満足しています。
ところが、急遽「アクシスZ」を知人から譲り受けることになり2台持ちになりました。
排気量のカテゴリーではどちらも「50cc以上~125cc以下」のスクーターですが、
乗り心地や走りがぜんぜん違うことにおどろきました。
せっかくなので、この2台の違いを素人目線ながらちょこっとだけレビューしてみようと思います。
乗り換えや、新しく買うことを考えている方の参考になれば幸いです。
目次
機能や設備の違い
「アクシスZ」と「DIO110」の機能や設備のおおまかな違いは以下の表の通りです。
乗り心地や走りに影響しそうなものや、
単純に便利だったものを項目にして表記しています。
各項目 | アクシスZ | DIO110 |
---|---|---|
排気量 | 124cc | 107cc |
ホイール サイズ | 10インチ | 14インチ |
ブレーキ | よく効く | 普通 |
足置き ステップ | 足を伸ばせる | 伸ばせない |
シート下 収納容量 | 37.5㍑ 浅い | 19㍑ 深い |
給油口 | ハンドル 左下便利 | シート下 やや不便 |
乗り心地 | 低重心感 トルク感 | カーブ容易 軽快感 |
乗り心地や走りの違い
走行時の体感
「アクシスZ」に乗って最初に感じたのは、全身に伝わるエンジンの鼓動でした。
その昔「SR400」(言わずと知れたYAMAHAの名車)に乗っていたんですが、
そのときのなつかしい感覚を思い出して、
ああっこれぞYAMAHAのエンジンだな~~!ってわくわくがとまらない感じです。
そして低重心感があり直進の安定感がバツグン!
タイヤの幅が広いのと、ホイールの径が小さいので重心が低く安定感があります。
一方で「DIO110」は静かに加速していき何のストレスもありません。
これだけ衝撃をおさえるホンダのエンジンもすごいな~って感じます。
こっちに(DIO110)慣れていたので、よけに衝撃が強かったみたいです。
悪路での走行では「アクシスZ」と「DIO110」どちらにも言えることですが、
衝撃を大きく受けて運転のしにくさを感じます。このサイズのスクーターの定めですね。
ライディング姿勢において、「アクシスZ」の足置きステップは足を伸ばすこともできる構造です。
足の位置を変えられるので、長距離の移動はかなり楽になりますね。
加速と坂道
平地ではどちらも70km/hくらいまでスムーズに加速します。
登り坂になると「DIO110」はアクセルを回しても少し減速してしまい、パワー不足を感じます。
一方で「アクシスZ」はアクセルを回した分、坂道をグイグイ登っていきます。
登り坂ではどうしても排気量の差が出てしまいました。
カーブ
「DIO110」の方がカーブを曲がるときに安定感があります。
タイヤの径が大きいためか、体を倒して車体を傾けやすいように感じます。(あくまで個人の感覚です)
「アクシスZ」で同じ曲がり方をしようとすると、体を倒すのが怖い感覚です。
たぶん慣れていない部分もあるのでしょうが、体の使い方は少し変えた方がよさそうですね。
ブレーキ
「アクシスZ」のブレーキはとてもよく効きます。
こちらのイメージどおりのブレーキ操作ができるので安心感がありますね。
便利な設備
シート下収納の容量
シート下の収納は、「アクシスZ」が37.5㍑あり、「DIO110」の約2倍の容量があります。
雨の日や雪の日の通勤では荷物も増えるので、容量が大きいとすっごく助かりますよ。
ただ、底が浅いためフルフェイスのヘルメットが収納できません。
逆に「DIO110」は容量は小さいものの、底が深いためフルフェイスがすっぽり入ります。
一応どちらもシート(を開けると)前方にヘルメットフックがついています。
給油口の場所
「DIO110」の給油口はシート下にあるため、給油のときに毎度シートを開ける必要があります。
一方で「アクシスZ」の給油口はハンドルの左下にあります。
シートを開ける手間がかからないのはグッドポイントですね。
その他の要素(車両価格)
今回はよいご縁があって「アクシスZ」を所有することになりましたが、
13年前に「DIO110」を買ったときに私が最も重要視したのは
「価格が安かったこと」でした。
各社から125ccスクーターが販売されています。
最近物価高で値上がりしていますが、今でも「DIO110」はコスパ最高のようですね。
(アドレス125,リード125、ジョグ125、シグナス、トリシティ125、PCX125など)
興味のある方は是非調べてみてください。
「アクシスZ」と「DIO110」のおススメな点
「アクシスZ」おススメな点
- 通勤(走行)距離が長くても疲れにくい
- 荷物をたくさん積める
- トルク感を感じた走り
- 二人乗りでも楽に走れる
「DIO110」おススメな点
- 静かで軽快な走り
- カーブの取り扱いがスムーズ
- 価格が最も安い
おわりに
今回、私の乗ってみた感想を比較してみました。
読んでくれた方の何かしらの参考になれば幸いです。
機会があれば、これからもいろんなバイクに乗ってみたいですね。