【宅建】模擬試験を受けるメリットってなに?(自宅でもOK)

時間とお金を使って、宅建の模擬試験を受ける必要はあるの?】

そんな質問にお答えします。

宅建の模擬試験を受けるメリット・デメリット

メリット

1.本番の雰囲気に慣れる

2.時間配分、ペース配分がわかる

3.知識不足をみつけることができる

デメリット

1.費用がかかる

2.時間や労力の消費

3.点数によって自信を失う

◎記事を書いている人

私は、初心者で宅建に挑戦し、一発合格することができたサラリーマンです。私の経験をお伝えします。

目次

模擬試験のメリット

本番の雰囲気に慣れる

会場に足を運んで受ける一番のメリットは、家を出る前から当日のシュミレーションができることです。

試験を終了するまでの緊張感を経験しておくことは、大きな強みになるはずです。

私は会場で受けませんでした。自宅で可能範囲で雰囲気を演出して行うことも可能でした。

時間配分、ペース配分がわかる

50問を2時間で解く!という感覚は、実際にやってみないとわかりませんでした。

合格ライン前後までの実力の場合は、圧倒的に時間は不足する傾向にあります。

マークシートする時間、見直しの時間も考慮しなければなりません。

そしておそらく、問題を解く順番を変えるなど、合格のための対策を練って試験にのぞみます。

自分が立てた対策通りに、上手くすすめられるかを確認する機会にできます。

時間配分、ペース配分を行うことは、必要最低限の対策です。

会場に行けなくても、必ず自分で確認しておきましょう。

➤➤宅建試験はマークシート(四肢択一)式だから合格しやすいのか?

知識不足をみつけることができる

模擬試験は、たくさんの新しい問題に触れるチャンスです。

知識の穴を見つけ、不足している分野を確認することができます。

全国統一模試のように順位がわかる場合は、現在の自分の立ち位置もわかりますが、気にしすぎずに自分のペースで勉強するほうがよいでしょう。

模擬試験のデメリット

費用がかかる

模擬試験を受けるときにかかる費用は、試験代だけでは済みません。

当日の交通費などもかかってきます。ほとんどは、公共の交通機関を利用するように促されるか、有料の駐車場を利用することになります。

私は会場での受験をあきらめてしまい、当日と同じような緊張感は経験できませんでした。

しかし、安価の模擬試験問題を購入することで、試験対策はできました。

時間と労力の消費

試験会場に足を運ぶのは、時間と手間がかかるものです。仕事をしながら勉強に励んでいる方は、その時間ももったいないと思ってしまいます。

私も正直、めんどくささも相まって、模擬試験を会場で受けることをあきらめてしまいました。

冒頭で経験したように、出発前から試験までの当日のイメージができ、試験当日の緊張感の緩和にもなるのは間違いありません。

しかし、本番と同じように環境を設定することで、自宅で行うことも十分可能です。

点数によって自信を失う

新しい問題に触れ、自分が知らなかった知識の穴を再確認できますが、逆に、現在の自分の力を認識できてしまいます。

点数や順位が低いと、自信を失う可能性も否定できません。

しかし、試験を受けなければ、実力がわからないまま本番を迎えることになります。

自分の力を受け入れて、必要な勉強を行うためのチャンスに変えることができれば、必ず合格に近づけるはずです。

次は、代表的な模擬試験の概要と、受けるメリットとデメリットについて整理してみました。

代表的な模擬試験の概要

宅建の模擬試験について調べると、様々なスクールが実施しています。

代表的なものは以下の通りです。

実施者費用場所・日時など
日建学院5000円+税会場。全国最大の受験者数。
TAC3900円(税込み)会場、自宅でも可能。

この他にも、宅建試験日までに複数回実施するプランを提示しているものもありました(回数が多い分、値段が上がります)。

私の経験から

試験会場で受けない選択をした

私自身も模擬試験に対しては「めんどくさい」、「時間や費用がもったいない」と思っていた一人でした。

しかし、宅建の試験も間近にせまると、模擬試験の情報をたくさん目にするようになってきました。

なんとなくですが、試験を受けてない自分だけが置いて行かれるような気分になりました。

そこで、全国統一模試などは受けないけど、自宅でできることはやってやろう!と一念発起。

自宅で模擬試験の問題を行うことにしました。

費用を抑えるために

私は通信講座を受けていたので、講座に付属していた模擬試験の問題を2回分行いました。

それだけでは足りないと思い、書店に駆け込みました。

模擬試験のテスト形式の問題があったので、5回分の試験問題だけが入っていたものを選んで購入。

メーカーは忘れてしまいましたが、値段は1,500円くらいだったと思います。5回分でこの値段なら、コスパとしては最高です。

自宅で模擬試験をしてみて

自宅ではあるものの、できるだけ臨場感を出すように演出を心がけました。

①試験時間は当日と同じ2時間で、タイマーをかける。

②別室に閉じこもってする。

③休みの日にできるときは、宅建試験と同じ時間帯の13時~15時で行う。

といった感じです。

答え合わせも行いましたが、たくさんの問題に触れる機会にもなり、抜けていた知識も見つかりました。

試験時間と同じ時間で実施したときは、それなりの緊張して行えました。

しかし、やはり、どうしても自宅です。試験当日と比べると、緊張感や臨場感は十分ではありませんでした。

試験当日との違い

自宅で受けるときは、その時間だけ集中すればよいので、試験直前まではリラックスできます。

しかし、試験当日は、家を出る前から勝負が始まっている感じです。

家を出て、電車に乗って、会場まで歩いて・・・常に緊張した感情をもって動いていました。

試験に間に合う時間に着くには、何時に家を出て何時の電車に乗るのか考えていたり、「電車が遅れたり、来なかったらどうしよう」とか、「雨が降ったら嫌だな」とか・・・

関係ない不安も抱えながら、試験に望まなくてはなりませんでした。

模擬試験を会場で受けるメリットは、この「リアルな緊張感を経験しておくこと」にあると強く思いました。

どうにか合格することができましたが、勉強以外の準備もしておくことで、心の余裕にもつながることを実感しました。

まとめ

模擬試験は自宅でも十分できます。

もし、費用や時間に余裕がある人は、会場に足を運んで受けるほうがメリットは大きいと思います。

当日のリアルな緊張感は、会場で受ける模擬試験でないと味わえません。

私のように自宅で模擬試験をする場合は、他の資格試験を受けた経験だったり、高校受験や大学入試などの経験を思い出して試験に臨みましょう。

模擬試験がゴールではありません。合格できるための選択と準備ができればよいだけなのです。

➤➤【宅建勉強】初心者が3~4ケ月は点数が伸びない理由と解決策3つ

おすすめの記事