習慣化するのは難しいなぁ。
「宅建の勉強は習慣化するのが大事」とよく言われるものの、「習慣化」という言葉を聞くだけで、勉強したくないアレルギーが出そうですよね。
継続が大切なことはわかっているものの、仕事、家事、育児と毎日やらなければならないことがたくさんあります。
今回は、習慣化することを前向きに考えられるように、悩みを解決・解消できるように私の経験をお伝えします。
宅建勉強を習慣化するメリットと習慣化しないデメリット、そして習慣化するための解決策を考えてみましょう。
◎この記事を書いている人
私は初心者ながら、宅建試験に一発合格することができたサラリーマンです。私の経験をお伝えしています。
勉強内容を効率的に理解・記憶できる⇔せっかく理解・記憶しても、時間が経つと頭から消えてやり直し
気持ちが安定する⇔勉強をしていないあせりから挫折しやすい
目次
「習慣化」という言葉のとらえ方を考え直そう
私たちはいつも「習慣化」した生活をしている
宅建の勉強を「習慣化」することを難しく考えては、勉強がなかなか手につきません。
自分が好きなことや興味のあることなら、一日のうちどこかの時間で、考えたり調べたりと関わる時間を作ってしまいます。
旅行のこと、ゲームのこと、好きな芸能人のこと、アニメのこと、音楽のこと・・・。
自然に知識が身につき、ある程度のことは詳しくなってしまっていますよね。
それは、自分が好きなことを考えたり関わることが、「習慣化」されているからだと思いませんか?
私たちの普段の生活の中には、「習慣化」されていることがたくさんあるようです。
朝の用意、お風呂、歯磨きなどいっぱいです・・・
そう考えると、「習慣化」することは決して難しいことではなさそうです。
宅建の勉強は大変だ!って思いこんで、自分で苦手意識を膨らませているだけかもしれませんよ。
ただ単純に宅建のことを考えたり、触れる時間を持てれば、それはもう「習慣化」しています。
その機会が多かったり長いほど、自分が好きなことと同じように「理解が深まる」、「記憶に残る」といった効果が大きくなるのです。
宅建の勉強を習慣化しない生活を考えてみると・・・
宅建の勉強を一日、二日と時間を空けると、せっかく時間をかけて理解したり覚えた内容を、もう一度やり直さなければなりません。
日々の誘惑に負けて、テキストや過去問から遠ざかっていく日々。
そんな非効率な勉強方法を続けていては、勉強が進まない現実に嫌気がさして挫折まっしぐらです。
宅建勉強を習慣にして、「できる限り(毎日)宅建に触れる生活」と「そうでない生活」は、
宅建試験に合格したいと決意したあなたにとって、どっちが楽な生活になるのでしょうか?
宅建勉強を習慣化するメリット⇔習慣化しないデメリット
宅建の勉強を習慣化するメリットは2つありますが、習慣化しないとデメリットになると考えることができます。
①勉強内容を効率的に理解・記憶できる ⇔ せっかく理解・記憶しても、頭の中から消えてやり直し
②気持ちが安定する ⇔ 勉強をしていないあせりから挫折しやすい
習慣化するとプラスになり、習慣化しないとゼロどころかマイナスにさえなる可能性があるのです。
宅建の勉強内容を効率的に理解・記憶できる
習慣化しないということは、勉強しない時間ができ、宅建に触れない期間ができてしまうこと。
勉強しない時間が長いと、読んだテキストの中身も、解いた過去問の説明も忘れてしまいます。
もう一度やり直す必要があるかもしれませんね。
また、勉強しない日が長くなればなるほど、再開が難しくなってしまいます。
その勉強方法では、時間を効率的に使うことができません。
宅建受験者にとって、仕事、家事、育児などで時間が限られているからこそ大事にしたい。
なのに、自ら時間をムダにしていませんか?
習慣化しないデメリットは、自分が積み上げた内容と時間をムダにすることで、引いては宅建合格への道が遠ざかることです。
実際に、宅建試験の申し込み者の約2割が受験を辞退しています。
これは合格者数よりも多い数。
様々な理由があるにせよ、挫折したりあきらめる方もいて、受験までたどりつけない方が多いのです。
➤➤【宅建試験】挫折を乗りこえ受験しよう!合格者より辞退者が多い現実
しかし、宅建の勉強を習慣化することができると、形勢は一気に逆転しますよ。
宅建試験のことを考える頻度、触れる頻度が多いほど、記憶に残りやすいので効率的に暗記できます。
これが、習慣化したい理由。
習慣化=考える頻度や触れる頻度が多いこと ⇒ 合格への近道
気持ちが安定する
宅建の勉強を習慣化することのメリットは、勉強の効率を高めることだけではありません。
一番大切なのは、不安なく勉強をすすめていけること。
この記事にたどりついた責任感の強いあなたは、宅建の勉強が進まないことに対して心理的な負担が増えていることと思います。
宅建の勉強はいつまでも続くものではありません。
今の時期は、生活の中で隙あらば宅建のことを考えるようにしましょう。
少しなら取り戻せるし、戦略的に考えるとむしろ思い出そうとすることが記憶の定着には効果があると言われてもいます。
家事、育児、仕事も大変です。
なので毎日、どこかの時間で少しずつ続けましょう。
実は継続することが、気持ちが安定して勉強をすすめられるコツです。
そして、この大事な時期をがんばった人が、年末に笑って過ごせることができます。
宅建勉強を習慣化するための方法
目的・目標を明確にする
宅建士に合格するべき目的や目標がある人は、それを思い出したり書き出すなりして、継続する理由を明確にしましょう。
- 仕事で必須の資格
- 資格手当が貰える
- ステップアップを目指したい
自分の目指す方向性をはっきりさせて、気持ちを奮い立たせましょう。
毎日、何かしらのアクションを起こす
とにかく続けていることの事実が大事。
宅建の勉強は机の上だけでするわけではありません。
「スキマ時間に過去問を解いた」、「通勤時に動画視聴した」など、
少しでもスキマ時間に勉強できたら十分だと思いましょう。
そうでなきゃやってられないですよね。
宅建の勉強はスキマ時間の積み重ねです。
触れる機会をたくさん持つようにしましょう。
やらざるを得ない環境を作る
特に独学で勉強を行っている場合は、工夫が必要です。
独学で勉強が進まず、合格への道筋が見えない方も多いのではないでしょうか?
宅建の勉強は、他者の関わりや他人の目があることで継続しやすくなります。
学校へ通ったり、通信講座を利用してみることもおススメです。
お金をかけることで、効率的に勉強する手段を獲得できますし、自分にプレッシャーをかけることにもなります。
- 宅建を受験することを周囲の人に宣言する
- SNSで宅建仲間を作る
- 学校や通信講座を利用する
まとめ
宅建の勉強を習慣化するメリットを紹介しました。
①勉強内容を効率的に理解・暗記できる
②気持ちが安定する
習慣化するための方法は
宅建に合格するべき目的や目標を明確にすること
毎日、何かしらのアクションを起こすこと
やらざるを得ない環境を作ること
宅建は勉強を継続できれば必ず合格できます。
習慣化すると
毎日触れる、考える ⇒ 記憶に残りやすい ⇒ 実力がつく ⇒ モチベーションアップ・・・
習慣化のサイクルに乗って、勉強の効果化を図りましょう。
みなさまの合格の手助けになると嬉しいです。