どうやったら暗記できるの?
宅建の勉強を始めて、専門用語やテキストの内容を理解するのに苦労しますよね。
ようやく理解が進んできても、内容を覚えられず、宅建試験の点数には結びつかないで悩んでいると思います。
この記事にたどりついたあなたの、そんな悩みを解決します。
◎この記事を書いている人
初心者で、宅建に一発合格することができたサラリーマンです。私の経験をお伝えします。
思い出すための準備をする
思い出すための時間の使い方を工夫する
目次
宅建勉強の暗記の必殺技!【思い出し学習】について
私も決して暗記が得意だったわけではありません。
しかし、宅建は覚えることが多く、やらざるを得ない状況で苦慮しながら勉強していました。
「35条書面や37条書面」などの出題必須事項は、必ず覚える必要があります。
何も見なくても言えるまで、お風呂、トイレ、電車の中で、頭の中で思い出しては確認することをくり返していました。
宅建で勉強したことを暗記するタイミングは、テキストを見ながら覚えるときだけではなかったようです。
覚えたことは、思い出すときにもっとも記憶に残りやすいと言われています。
何もない頭の中から生み出す作業が必要で、くり返すことで容易に思い出せるようになっていました。
思い出すことを宅建勉強法のひとつと考えることができます。
これぞ必殺、思い出し学習!
思い出し学習で必要なことは、
- 思い出す機会があること
- 思い出す頻度が多いこと
- すぐに確認できること
いかに日常生活に根付かせて、宅建の勉強に取り組めるかが大事。
そして、効率よく暗記するための思い出し学習の具体的な方法は次の2つ。
①思い出すための準備をすること
②思い出すための時間の使い方を工夫すること
この2つの具体的な方法を紹介します。
宅建勉強の内容を思い出すための「準備をする」
効率よく暗記するために準備をしましょう。
準備することは、次の通りです。
- 思い出したい内容の項目をリストにする
- 思い出したい内容をすぐに確認できる状態にする
思い出したい内容の項目をリストにする
思い出したい内容の項目をリストにすることで、項目を見ただけで思い出すように準備ができます。
見るのは項目だけなので、自分の頭の中から生み出す作業にスムーズに取りかかれます。
項目をリストにする準備をしましょう。
思い出したい内容をすぐに確認できる状態にしておく
項目リストを見て思い出した内容は、すぐに確認することで修正ができ、安心感も得られますよね。
思い出したい内容は、テキストや過去問集のページ数を記載しておきましょう。
テキストや過去問集に付箋や折り目をつけてもいいいですね。
必要に応じてノートや暗記カードを活用します。
ノートや暗記カードは、使い勝手を考えて作り分けると便利です。
でも、それまでの勉強で暗記している内容まで準備する必要はありません。ムダな作業時間になってしまいます。
35条書面は? 25ページ参照
37条書面は? 48ページ参照
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作成した用紙やカードは、試験会場にも持っていきましょう。
宅建試験直前の確認にも使えますよ。
なにより、自分が行ってきたことの証として、お守りみたいに力をくれました。
大切にしましょう。
宅建勉強の内容を思い出すための「時間の使い方を工夫する」
思い出し学習は項目さえわかれば、いつでもどこでも実践できます。
思い出す機会を増やせるかは、自分でどのくらい意識して行えるかによりますよ。
日常のスケジュールを見直して、時間を確保しましょう。
➤➤【宅建合格】勉強時間と勉強内容のスケジュール管理で決まる!
私の場合は、お風呂、トイレ、電車など、スキマ時間を思い出すための時間にしていました。
日常生活にどれだけ根付かせることができるかが勝負です。
思い出す時間がとれるのは、「いつ?」なのかを整理してみましょう。
ムダをなくして宅建の勉強を暗記するには
一字一句覚えなくてよい
宅建はマークシートなので、一字一句覚える必要はありません。
要点さえしっかり理解して覚えていれば良いのです。
思い出す時間に区切りをつける
思い出す作業は何度も行うので、時間に区切りをつけましょう。
今回は思い出せなくでも、次、またその次に思い出せればよいのです。
思い出す作業をくり返すことが大事なことで、回数が多いほど記憶に定着しますよ。
前向きに考えて、ポジティブな気持ちで勉強する方が、記憶にも良い効果を生み出します。
ムダな時間をかけずに、効率よく覚えていきましょう。
まとめ
宅建勉強で暗記に効果的な、思い出し学習の具体的な方法2つを紹介しました。
①思い出すための準備をする
②思い出すための時間の使い方を工夫する
宅建の合格に向けて、もうひと頑張りですね。
暗記できない!と悩んでいる場合は、今までの勉強方法にひと工夫加えてみましょう。
単純な過去問ループから脱して、暗記するために少しだけ手間をかけてみてはどうでしょうか?
みなさまにとって有益な情報であればうれしいです。