宅建試験で点数が伸びる、実践的なアウトプット勉強法についてお伝えします。
(インプット勉強法についてはこちら)
➤➤効率的インプットからアウトプットの効果を高める宅建勉強法
専門用語や、過去問の正誤の理由を自分の言葉で説明する
アウトプット勉強しやすい環境をつくる
◎この記事を書いている人
初心者で、宅建試験に一発合格することができたサラリーマンです。
この「やさぶろぐ」では、私の経験をお伝えします。
目次
宅建におけるアウトプット勉強の意義と効果
宅建でアウトプット勉強することの意義は次の2つ。
頭の中にあるあいまいな知識や考えを、言葉や文字にして明確に表現すること
人に理解してもらえるように、解りやすく整理して説明する力がつくこと
この2つを継続することで、確実に効果が現れます。
アウトプットすることは、テキストや人の言葉でインプットした内容を、自分の言葉に変えて表現する作業になります。
自分の言葉に変えるために積極的に思考する過程で、用語や内容の理解が深まり、記憶に残りやすくなります。
また、問題を解くための考え方の基礎が固まり、応用問題にも対応できる力がつきます。
宅建試験で点数が伸びるアウトプット勉強法
具体的にアウトプットすること
宅建や民法などの専門用語を自分の言葉で説明する
宅建試験に出る用語には、暗記しておかなけらばならないものがたくさんあります。
インプットのみでは限界があります。
アウトプットをすると、理解を促しながら自分の言葉にすることができます。
回数を重ねることで、より記憶に残りやすくなるのです。
「35条書面」や「37条書面」は出題必須です。
一字一句覚える必要はありませんが、すべて把握して確実に得点源にしたい問題です。
民法でも、「根抵当権とは?」
テキストの中身を思い出して考えるよりも、自分の言葉でも説明できるようになれば、問題の正誤は判断しやすくなると思います。
用語を自分の言葉で説明できるように、アウトプット勉強に取り組みましょう。
宅建問題の正誤の理由を自分の言葉で説明する
宅建の過去問を解くときに、正解となる選択肢の正誤が判断できたからといって満足してはいけません。
正解したことで安心してしまいますが、問題や選択肢のすべての正誤を理解しなければ、過去問を解く意味がないのです。
宅建の問題には、必ず4つの選択肢があります。すべての選択肢の正誤について、理由を自分の言葉で説明するようにします。
問題の正誤の理由を説明することがアウトプット勉強になります。
全てを説明できることによって周辺知識が身につくため、類似問題や類似の選択肢が出たときに役に立ちます。
アウトプット勉強しやすい環境をつくる
アウトプットしやすい準備をする
いきなり宅建のアウトプット勉強を始めても、何をアウトプットしたらよいか思い出せないでしょう。
アウトプットするための準備が必要です。
私が作成していたのは、自作のノートと暗記カードです。
アウトプットしたい項目と、答えをすぐに確認できる準備をしておくことが大事。
今は、スマホのアプリを使って、アウトプットしたい項目だけ羅列しておくこともできますね。
(答えは検索したらでてきます)
繰り返し行える時間を考える
宅建のアウトプット勉強に必要なのは、繰り返し行って自分の言葉として定着させることです。
アウトプットする頻度を多くできるように、スケジュールを考えてみましょう。
頻度を確保するには、スキマ時間の活用が有効。
工夫次第で、短いスキマ時間でも十分に行うことができるのです。
自作のノートやカードを使って、スキマ時間を有効活用しましょう。
アウトプット勉強をする際に注意すること
すでに覚えていることは確認だけでいい
覚えていることをノードやカードにしたり、何度も取り組む必要はありません。
時間が経つと忘れることもありますので、忘れてないかの確認程度に見直しましょう。
一字一句アウトプットできる必要はない
アウトプットする内容を、文面通りに一字一句覚える必要はありません。
自分の言葉で覚えることば目的ですし、ムダな労力になってしまいます。
まとめ
今回は、宅建試験で点数が伸びるための実践的なアウトプット勉強法は
専門用語や、過去問の正誤の理由を自分の言葉で説明する
アウトプットしやすい環境をつくる
宅建勉強は、ちょっと大変ですけど、ひと手間加えることで点数が伸びることを経験しました。
私も勉強をすすめる中で、「めんどくさいなぁ。」と思っていました。
実感できるのはちょっとあとの方ですけど、効果は確実に現れますよ。
➤➤インプットとアウトプットのタイミングで宅建勉強の効果を上げる
合格に向けて、少しだけがんばってみませんか?
今回の情報がみなさまのお役に立てればうれしいです。