そんな疑問にお答えします。
宅建の勉強において、インプット学習とアウトプット学習の両方が大事になります。
さらに、導入するタイミングによって、学習効果は大きく向上します。
今回は、インプット学習とアウトプット学習を行うタイミングについて考えてみます。
最初はあせらずにインプット学習をしっかり行う
アウトプット学習は、ある程度インプット学習がすすんでから始める
アウトプット学習の効果が現れるのは後半になってから
◎この記事を書いている人
初心者で、宅建試験に一発合格することができたサラリーマンです。私の経験をお伝えします。
目次
宅建勉強の開始はインプット学習から
初心者はみんなインプット学習からスタート
初心者だった私は、宅建に関する知識が全くない状態で勉強を開始。
テキストに目を通しても、聞いたこともない用語や難しい内容を理解することで精一杯でした。
初心者の方が最初に超えるべき壁は、宅建の用語に慣れることと、内容を理解することです。
最初にやるべき勉強は、インプット学習が中心ですね。
宅建の用語に慣れるためにも、できるだけ間を開けないようにしたいものです。
最初は勉強のモチベーションも高いので、クリアできますよ。
➤➤効率的インプットからアウトプットの効果を高める宅建勉強法
過去問も最初のうちはインプット学習
宅建の勉強は、早い時期から過去問題集も取り入れることが、最もポピュラーな勉強法です。
過去問を解くことはアウトプット学習と思われがち(解く過程が、得た知識を出すので)。
しかし、過去問を解く初期の段階では、問題の内容も解説も難解に感じてしまいます。
たくさんの過去問を解くことが推奨されるのは、テキストでは補えない知識がたくさんあるためです。
過去問題集は、第2のテキストなのです。
最初の時期は、正解できなくてあたりまえです。
問題が解けないことを悔やんだり、過剰に心配する必要はありませんよ。
過去問題集もインプット教材の一つと考えて、気楽に勉強しましょう。
アウトプット学習を始める
アウトプット学習の効果
宅建勉強を一通り終え、インプット学習がある程度すすんできたら、いよいよアウトプット学習に取りかかります。
アウトプット学習を行うことで、学習効果が向上します。
宅建勉強の内容をアウトプットするとは・・・
- 頭の中にあるあいまいな知識や考えを、言葉や文字にして明確に表現すること
- 人に理解してもらえるように、わかりやすく整理して説明する力がつくこと
アウトプットすることは、「テキストや人の言葉を、自分の言葉に変換する過程を得る」ことです。
その効果は、自分自身の理解が深まり、記憶に残りやすくなることです。
逆に言えば、アウトプット学習を取り入れずにインプット学習を続けていると、学習効果の向上の機会を逃してしまいます。
アウトプット学習を始めるタイミング
宅建勉強の内容がアウトプット学習できるようになるには、インプット学習した内容がある程度必要になります。
(インプット学習から始める理由はここにあります)
インプット学習がすすんできたら、意識してアウトプット学習を追加しましょう。
テキストや過去問を一通り勉強すると、宅建の用語にも慣れてくると思います。
内容も見れば思い出せるくらいになっていれば、アウトプットしながら勉強できるタイミングでしょう。
勉強した合計時間が同じでも、勉強する間隔が空きすぎると、宅建の用語に慣れるまで時間がかかることがあります。
宅建の用語に慣れていない間は定着しにくいので、触れる頻度が多い方が有利ですね。
宅建勉強でアウトプット学習の効果が現れる時期
宅建勉強におけるインプット学習とアウトプット学習の効果の関係性を表すと、下の図のように表せます。
アウトプット学習を始めても、最初のうちは効果を実感することはできません。
私が宅建勉強をすすめる中で、アウトプット学習の効果を実感できたのは後半の方でした。
それまでの確認テストや模擬試験では、点数が半分にも届かず不安でしたよ。
「本当に合格できるのだろうか?」
不安を抱えながらも継続していたら、急に合格点を超えるようになりました。
知識の点と点が結びついて線になる感じです。
応用問題や引っかけ問題が出ても、上手く対応できる力が身についていました。
そうなると、模擬試験が楽しく感じられるようにさえなりますよ。
最初は我慢の時期が続きますが、必ず点数がアップしてきます。
まとめ
宅建勉強の効果を上げるための、インプット学習とアウトプット学習のタイミングについてお伝えしました。
最初はあせらずインプット学習をしっかりおこなう
アウトプット学習は、ある程度インプット学習がすすんでから始める
アウトプット学習の効果が現れるのは後半になってから
インプット学習とアウトプット学習のタイミングを上手く活用して、宅建勉強の効果を高めましょう。
今回の内容が、みなさまのお役に立てればうれしいです。