通信講座を使うメリット(学習法を学ぶ)宅建からダブルライセンスへ

通信講座を使ったことがない方は、受講に対して迷いや不安があると思います。

本当に合格できるのか?料金に見合うのか?

私も、口コミなどで安心材料を求めて調べまくってました。

その後、通信講座のカリキュラム通りに勉強したら、半年で宅建に一発合格できました。

しかし、本当の得たものは、宅建合格以上のものでしたので、その経験を紹介します。

目次

通信講座を利用するメリット

一般的なメリット

通信講座を利用するときに、メリットの紹介がありますが、あくまで合格するために必要な、一般的なメリットにすぎません。

たとえば、以下のように、

  • 自分の自由な時間に勉強できる
  • 教材を準備する手間がない
  • 新しい情報を得られる
  • 学校に行くよりも費用が安く抑えられる

合格できる講座を宣伝している以上、当然の誘導のしかたになります。

しかし、講座を受けて合格した後にこそ、隠れたメリットが顔を出すのです。

隠れたメリット

通信講座を受講して合格した方は、学習カリキュラムを一通り終わらせている状態のはずです。ひとつの目標にむけて勉強した過程があるのです。

それは、資格試験に合格するための学習方法を体験したことになります。

資格取得のための学習方法を学ぶことができ、それを実践することで応用力が身についているのです。

学習方法を学べることが、通信講座の隠れたメリットです。

ステップアップを考えている人は、次の資格取得も目指しています。

通信講座を経験した方が、次の資格を取るときは、身についた学習方法で、独学でも合格が見えるかもしれません。

現に私は、通信講座で受講した宅建に合格し、その後に独学で衛生管理者に合格しました。

ステップアップした体験記

「宅建士」を半年で合格

宅建を取ろうと決意し、勉強方法はどうしようか?勉強の仕方がわからない!と迷っていました。

独学で勉強できることを知りましたが、すべて自分で準備する自信がなく、通信講座を利用することにしました。

当時から、大々的に宣伝していた通信講座を安易に選びました。3月末からのスタート。

仕事をしながらの勉強に悪戦苦闘しながら、どうにか半年後にカリキュラムがすべて終わりました。

通信講座で添削される総合テストでは、合格ラインに届いていました。しかし、自分の実力が今一つよくわかりませんでした。

そこで、不安を払拭するべく、他社が出している試験形式の問題集を購入して解いてみました。

そしたらなんと、正解率9割5分越えが当たり前。力がついていることを実感しました。

試験も一発で合格できました。 

➤➤ダブルライセンスに備える!最初に取る資格は【宅建】がおススメな理由

「第一種衛生管理者」を2ケ月で合格

その数年後、職場の上司から、衛生管理者を受けるよう業務命令が下ります。

9月に打診があり、次の試験は11月。2ケ月しかありませんでした。

衛生管理者には、第一種と第二種があります。第一種衛生管理者の方が、業務をカバーする範囲が広く、難易度が高くなっています。

学費は、合計3000円のみ。参考書と問題集を1冊ずつ購入。(宅建のときは6万円以上かかった)

あとは、ネットで無料問題集を解く。

実際に勉強していて「時間は短いけど、無理ではないかなぁ」というのが率直な感想でした。

今回は通信講座は使わず、2ケ月間の勉強で合格できました。

勉強のすすめ方は宅建のときと同じですが、合格したという成功体験が自信をもって勉強を後押ししてくれていました。

我ながらよく合格できたなと思う反面、試験後はかなり手ごたえありでした。

職場では、衛生管理者として仕事を任せられています。

私の前に資格をとるように促されていた2人は、第二種衛生管理者試験に苦戦していました。

資格試験の学習方法が身についていたからこそ、短期で確実に合格できたのでしょう。

ちなみに「第一種衛生管理者」試験は、年に5~6回あります。

合格率45%くらいですが、初めて受験する人の合格率は20%くらいとの情報。第二種は合格率55%です。

ステップアップできた理由

①通信講座を受講したことで、資格試験の学習方法がわかっていたこと

②宅建に一発で合格できたことが成功体験となって自信がついたこと。

この二つに理由から、第一種衛生管理者の試験を受けることに対して、なんの迷いも抵抗もありませんでした。

通信講座で体験した勉強の過程と結果が、強烈に私の背中を後押ししてくれました。

衛生管理者の勉強を始めてからは、合格できる学習方法が身についていることを自覚しながら勉強をすすめることができた感じです。

特に、スケジュールを立てることが大切で、短い期間でも計画的に進めることができました。

➤➤【半年で合格へ】宅建勉強のスケジュールの立て方

正直、宅建を受講するときは、受講料は高く一瞬迷いました。しかし、宅建合格を手に入れたこと、それ以上に勉強の仕方を身につけたことを考えると、決して高い買い物ではなかったと思っています。

ステップアップできた理由は、学習方法と成功体験を得たことに尽きると思います。

通信講座のメリットを上手く利用する

通信講座の企業戦略を知ったうえでのっかる

もし、通信講座の受講そのものに不安を感じていたり、悩んでいるなら心配は無用です。

通信講座を提供している企業としても、結果を出さないと評判が悪くなり、教材が売れません。

企業として収益が上がらないことは避けたいはずです。

当然、教材の質を高くして、お客さんに選ばれる企業努力を続けています。

費用の面を除けば、独学に比べると、通信講座の方がメリットがたくさんあるようにできています。

多数の講座から選ぶ必要がありますが、各社の講座の宣伝や無料サンプルを使ってみたり、評判や口コミを検索してみたりして、自分に合ったものを探すことができます。

企業側としても、収益を出すことが目的である以上、ビジネスモデルがあるんじゃないかと思っています。

私は通信講座で受講して合格しました。その後、他の資格を取得してステップアップするような案内がたくさん送られてきました。

通信講座では、学習方法を学んだ人にステップアップを促して、次の講座を受講してもらうビジネスモデルのようですね。

私自身の合格した心理から考えても、合格で成功体験を得た人の受講率は上がりそうです。

ステップアップの例は以下のような感じです。

通信講座では、ステップアップを目指している方のダブルライセンス、トリプルライセンスに向けた道筋が開けています。

➤➤【宅建士】ダブルライセンスロードマップ!おすすめの資格13こ

手に入れた学習方法は一生もの

資格試験に初めて挑戦する方にとって、通信講座で学ぶことは、学習方法を学びながら実践もできるという大きなメリットになります。

しかも、通信講座を通して体験した学習方法は、自分の財産として一生残ります

私のように、次の資格試験をねらうときに、独学でも合格できる学習方法が身についています。

合格した成功体験が、独学の勉強でも大丈夫だと背中を押してくれます。

だから、短い期間でも自信をもって取り組むことができたのです。

この初挑戦⇒学習方法の学び⇒成功体験⇒新しい挑戦のサイクルが、通信講座を受けるメリットです。

それでも独学では、次の資格の難易度によっては、自信をもてない場合もあります。

しかし、通信講座を使うことのメリットを体験しているので、合格の手っ取り早い手段として、迷うことなく再度通信講座を選択することもできます。

最大の目的は、できるだけ早く合格することですから。

合格できる選択をするのみです。

独学で勉強の仕方がわからない場合は、通信講座の教材を使うことが、勉強の筋道を立ててくれます。

また、合格した場合は、成功体験として自信につながり、次のステップに進むためのモチベーションになります。

そして、身につけた資格試験を取るための学習方法は、一生ものの財産です。

おわりに

独学の勉強で結果が出ない場合は、その学習方法を変えるだけで変わる可能性があります。

せっかく貴重な時間を使うなら、合格のために効率的に使う方が人生はお得です。

とくに、働きながらの資格取得は、時間を生み出すのも大変です。

ステップアップして、人生の質を高めたり、人生を豊かにしたい!

自分の思い描いた未来に早く近づくための手段として考えてみましょう。

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