【資格】宅建士から行政書士に挑戦!ダブルライセンス失敗の原因3つ

ダブルライセンス、トリプルライセンスは、資格取得を目指している人はみんな憧れますよね。

私も宅建士の合格を目指した時から、ダブルライセンスを視野に入れていました。

宅建に合格できたため、行政書士へのステップアップを目指して勉強を開始!

しかし、結果は不合格

今まで振り返りたくなくて、心にフタをしてきた黒歴史です。

今回、失敗した原因を見つめ直して、ダブルライセンスを目指すみなさんと過去の自分に向けて、経験をお伝えできればと思います。

【宅建士】ダブルライセンスロードマップ!おすすめの資格13こ

ダブルライセンスに失敗した原因

宅建にスムーズに合格し、危機意識が薄くなっていた

行政書士の難易度に気づいたときに、軌道修正できなかった

資格取得後のビジョンが明確でなかった

◎この記事を書いている人

私は初心者で宅建に一発合格できたサラリーマンです。

このやさぶろぐでは、私の経験をお伝えしています。

目次

ダブルライセンスに失敗した原因3つ

宅建にスムーズに合格し、危機意識が薄かった

最初の資格に宅建を選び、たくさん下調べをしました。

初心者の私が仕事をしながら合格するには、通信講座一択だと考えて思い切って申し込み。

約半年の学習期間を得て、無事に一発合格できました。

本試験では9割以上正解でき、来年は行政書士を受験することを決意!

あまりに順調だったため、心に隙ができました。

かなり油断しまくっていた私は、宅建のときのように下調べはせず。

「通信講座で勉強したら大丈夫だろう・・・」くらいの気持ち

翌年の春に、通信講座を申し込んで勉強を開始。

しかし現実は厳しく、宅建のときのように勉強がすすみませんでした。

原因は下調べが不十分だったこと。

宅建にスムーズに合格でき、危機意識が足りませんでした

宅建より難易度が高い認識が弱かった・・・。想像以上に難解な学習でした。

行政書士は「民法と行政法」がメイン。

宅建でいうと、ずっと「権利関係」を勉強している状態でしんどかったです。

当然、勉強時間が足りず。

最後まで自信がないまま受験することになりました。

明らかに知識が足りないのを認識していて受験するのは、とてもつらかったです。

行政書士の難易度に気づいたときに、軌道修正できなかった

実際に勉強を始めて、行政書士の難易度を認識することになりました。

宅建でいえば、難易度の高い民法をずっと勉強するイメージ。

かなり焦りましたし、勉強するのがいやになりました。

しかし、通信講座での成功体験がある私は・・・

「これさえやっとけば合格できる」と思い込んで邁進。

結局、方向転換できずに不合格の道を突き進み、間に合わないスケジュールのまま。

勉強は一通り終わったものの、宅建のときのような手ごたえは全くなし。

試験日まで時間もなく、そのまま受験することに。

実は感覚としては、この後に復習をくり返すことで伸びる気がしていたんです。

宅建の勉強では、点数が伸びる過程まで経験していたのでなんとなくわかっていました。

完全に勉強時間が不足・・・。

私はせっかく宅建で得た成功体験を、上手く活用することができなかったのです。

下調べの不足、人まかせ(通信講座まかせ)。

そして、心の隙ができたためにスケジュール設定を誤り、調整できていませんでした。

やはりスケジュールは大切です。

謙虚な気持ちでスケジュールの変更をするべきでした。

➤➤【宅建合格】勉強時間と勉強内容のスケジュール管理で決まる!

資格取得後のビジョンが明確でなかった

私がダブルライセンスを目指すにあたって考えていたことは、

「とりあえず資格をとろう!」、「何となく人生が変わる気がする」

でした。

資格を取るにあたって強い目的や、資格を取った後のビジョンがなかった・・・

そりゃー勉強のモチベーションも続きにくいはずですよね。

特に、資格取得後のビジョンがないことは、勉強を継続するにあたってモチベーションを保つことが難しいはず。

なにがなんでも合格するとか、そういう気持ちが大切です。

行政書士を取る目的が曖昧だったし、取った後にどう活用するのかイメージが全くできていなかった。

そして、夢や希望があれば、次の年に挑戦できていたはずです。

不合格で心が折れた私には、それができなかった・・・

今、冷静に考えてみると、それまでに費やした勉強時間や費用がもったいなかったなぁって思います。

次の年も挑戦しておけば、合格できたかもしれないから。

切羽詰まってないし、イメージもないのでモチベーションを保つきかっけがないに等しかったです。

ダブルライセンスに挑戦して得たもの

不合格はしたものの、ダブルライセンスに調整して得たものもありました。

不合格後・・・

会社から、衛生管理者を取るように業務命令がありました。

約2ケ月の独学で、第一種衛生管理者に合格。

この時に、宅建と行政書士を受けたときの勉強方法が役に立ちました。

資格試験に落ちたくないという気持ちでがんばれたのもよかったです。

会社からのプレッシャーもあったし、取得後にする仕事もわかっていたため、モチベも維持できました。

行政書士受験時との違いはここだったかもです。

ダブルライセンスに挑戦したことはムダじゃなかったし、結局ダブルライセンスになったのかな?

➤➤ダブルライセンスに備える!最初に取る資格は【宅建】がおススメな理由

まとめ

私の反省を踏まえて、ダブルライセンスを目指すにあたってに気をつけたいことをまとめると

ダブルライセンスを目指すにあたって気をつけたいこと

目指す資格の難易度は、自分でしっかり調べよう

勉強の細かいスケジュール調整はやはり大事

資格を取る目的、夢を持とう

こんな感じですね。

せっかく、資格の勉強をしたいと思ったわけです。

自発的にモチベーションを維持できるように自分に働きかけたいです。

おわりに

行政書士試験に不合格した後、なぜ失敗したのかを振り返ることなくここまできました。

それは、不合格したことが恥ずかしいと思い、自分の心にフタをしていたからです。

私はこのブログで、「宅建に合格した」という自分の良いところだけを発信してきました。

成功体験だけが有益なのか?失敗から学ぶこともあるのではないか?

むしろ失敗から学ぶことの方が多いのが仕事であり、社会だったはず。

「ダブルライセンス取得に失敗した」というみんなが避けて通りたい情報は、有益かもしれないと思いました。

行政書士に不合格した事実に向き合い、その原因を考えてみました。

でもいつか、行政書士に再挑戦してみたいと思っています。

ダブルライセンスを目指すみなさんにとって、有益な情報であれば幸いです。

➤➤【宅建士】ダブルライセンスロードマップ!おすすめの資格13こ

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